2巻第9話 世界の中心で恋を絶叫する
昨日までいなかった騒音初恋ゾンビが教室に現れた
創造者は都城 静(みやこのじょう しずか 15歳)
タロウのクラスメート
都城くんは初恋したて
タロウと都城くんは違う中学、話したこともない
都城くんは3次に興味ないと言っていた
都城くんの初恋相手はうちの学校の生徒
都城くんのZは顔にダンボール箱を被せられ、全身返品シールで正体不明
奇声を上げ続けている
指宿くん曰く
失恋ゾンビ化はしていない
創造者が恋心を拒否している
おそらくプライドや理想が邪魔している
そんな歪な初恋ゾンビはよく見る
タロウは
協力しよう!オレ達、また友達に戻らないか?
と指宿くんの両手を握って言った
指宿くんは手を握ったことにキレた
タロウは「協力」とか「友達」でキレてくるかと思ってた
指宿くんはイヴを指差して気持ち悪いヤツと言った
照れ隠し?
イヴは指宿くんをキライと言った
タロウは復讐の件をなしくずしにしようと思ったがあてが外れた
指宿くんは騒音から逃れるために体調悪いことにして保健室に行った
都城くんは学校でゲームをしている
女の子をアイドルメイドに育成するゲーム
都城くんの好みは清純系で可愛い女の子
ギャルが7組から2組にわざわざ数Aの教科書を借りにきた
ギャルがいた時だけ都城くんのZは黙った
ギャルと都城くんのZは同じブタのぬいぐるみを身につけていた
都城くんの初恋相手はさっきのギャル
都城くんのZは好きなのに嫌われてるから苦しそうに叫んでるとイヴは思った
かわいそうだから早くなんとかしてあげたい
かわいそうはタロウが思ってもみなかった気持ち
それとも心の奥で思ったのか、イヴにこんな女の子を演じて欲しかったのか
イヴに、心はあるんだろうか…
タロウはクラスメートに
指宿くん→黒川くん→都城くん
と次々せまってると誤解されている
タロウはこの件で今後一切動揺しない
タロウは都城くんに友達になろうと言った
都城くんは
友達はいらない
自分のことは知られたくない
恋の話はしたくない
と返した
タロウが指宿くんに告ってフラれたことは7組にまで知れ渡って有名
ギャルと都城くんは両想い
タイトル元ネタと思われる「世界の中心で、愛をさけぶ」は
小学館発行、片山恭一著のセカチューと略される300万部突破の大ベストセラー青春恋愛小説
2001年初版刊行。初版8,000部と発売当初はさほど話題にならなかったが、
小学館の新入社員だった営業マンの目に留まり、彼が売り込んだことから、
一部の書店販売員らの手書きのPOP広告と口コミにより、徐々に話題になっていった。
9話の告知ツイートは無し