15巻第147話 キスの後遺症
■ストリートビューあり■
タロウはイヴに触れた感触を憶えていない
初恋ゾンビに体温があるかどうかはわからない
タロウはこのシーンで一姫が初恋ゾンビを知ったと気づく
指宿くんが話したのかと思う
一姫は指宿くんにはかまかけさせてもらっただけ、自分で導き出したと指宿くんをかばった
親父には初恋の特定の相手はたぶん存在しない
ただし、小さい頃からずっと"初恋ゾンビ"に執着していた
それは…親父にとっては初恋だったのかもしれない
指宿くんはタロウを見ない
イヴは見えてないだろうけど一姫にあいさつした
イヴが声を出したのに、指宿くんはイヴの居場所を聞く
タロウの方は見ない
父がアメリカに戻るまで指宿くんの家に泊まって隠れていた方がいいと言う一姫
男の子同士だから問題ない
こういう時は男扱い
母・菜々乃と朱々子は着物で羽子板をしていた負けたら墨で顔に落書きするというほとんどの人が知識として知っているだけの古き良き正統派なお正月を過ごしていた
帰ってきたリリスは女装でボロボロ
タロウは頬も額もケガだらけ
リリスはまだ思考能力が戻らない
表面的なことだけを話している
朱々子の家じゃないのにどうぞどうぞ
すっかり家の人
シャワーを浴びながらキスのことを思い返す
なんで突然キスをされたのか、まだわかってない
タロウがつぶやいた
アイライクユー…
まさか…
思い出してた…
あの日のこと…
ずっとずっと思い出してくれるのを待っていたお別れの日のこと
指宿くんがシャワーを浴びている間
タロウは傷の手当てを受けていた
イヴはやっとタロウと触れることができた手をいとおしそうに見つめる
同時にあの時の暗闇での何かを思い出した
このことは
タロちゃんじゃない…
…まず、指宿くんに話してから…
そう思った自分に違和感を感じる
キョウコのことを思い出した
『ワタシはタロちゃんにヒミツなんて、ウソなんてない』
『…キョウコちゃん少しこわい』
そう言ってた自分と明らかに違う
でも…だって、きっとそっちの方がいい…もん…
暗闇の中で『閉じないで』と呼びかけたのはタロウに対して
タロウがイヴを閉じ込めた
だからこれを話すのはタロウにではない？
タロウがイヴを閉じ込めているのはイヴが浄化しないように
初恋ゾンビが本能的に求めるのは初恋の成就
キョウコが求めたのも
タロウが部屋に入ってきた
イヴの姿が見えないのを不審に思う
父が母に電話して指宿くんの家の場所を聞いたと一姫から連絡があった
居場所丸わかり
近づいて来ている
指宿くんはあれを"女体嵐（にょたいあらし）"と称した
指宿くんにイヴが見えてない
父の初恋ゾンビは見えているのに
イヴだけが見えていないのか
あのキスのせいで、イヴだけが見えなくなったかもしれないと指宿くんは思った
タロウもイヴもキスのことは憶えていないのでこれは指宿くんの思考
イオン大和店
こんなにカーブしてませんがこの建物かと
細部はいろいろ違うのですが
さっきビンタされた公園から
父が向かってくる位置関係は辻褄が合います
水曜日少年サンデー発売日！
— 峰浪りょう「初恋ゾンビ」最終17巻発売中！ (@ryo_minenami) 2018年10月24日
初恋ゾンビ147話「キスの後遺症」載っております！
単行本の最後の収録話。衝撃必至…て最近いつもか？
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単行本おまけ漫画作成中…なんか江火野さんじゃない…あ、眉毛が細いんや！！ pic.twitter.com/L0SAAPmcY2
— 峰浪りょう「初恋ゾンビ」最終17巻発売中！ (@ryo_minenami) 2018年10月25日
