深読み!初恋ゾンビ

初恋ゾンビのキーとなりうる場面をひたすらピックアップします。初恋ゾンビは週刊少年サンデー連載の峰浪りょう先生によるラブコメです。毎回1つは新しい発見をお届けできればと思ってます。

17巻最終話 どこにでもある小さな恋の始まり

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サンデー誌上ではカラーでした

手をつないでいる

 

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最初はイヴに送り出された八女家に行った

それからタロウの家へ

着替えもせずに

 

本棚で朱々子の作ったメモリーアルバムが光っている

 

英語教室跡地はまだテナント募集中のまま

前に来たのは夏休み前

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リリスにはもうイヴは見えない

イヴは失恋ゾンビじゃなくなって失恋ゾンビの呪いは解けたから

 

リリスをイヴと呼ぶ初恋ゾンビのイヴ

リリスが"本当のイヴ"

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呪いをかけていたことを謝ってる?

リリスには見えてないし聞こえてない

タロウがイヴの言葉をリリスに伝える

 

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許す許さないといった次元のことは微塵も考えてない

ただ見えなくなったイヴに「ただいま」と

 

ワタシやっと本物の初恋ゾンビに戻ったよ!

イヴが失恋化を解消するためには、誤解だらけだったお別れの日を清算する必要があったのでしょうか

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イヴが行きたい場所

 

帰ってきてくれるんだろ?

俺の中に

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『一緒にいないのに、前よりイヴが近くに感じる…』

リリスを迎えに行く時の車の中で感じたこと

イヴが少しずつタロウの中に帰っていったことに力づけられて、リリスに素直な気持ちを伝えることができた

 

初恋が成就した初恋ゾンビたちは、消えてしまったのではなく創造者の中に帰っていた

そして、人を愛する喜びに、傷ついても立ち直ることのできる自信になる

 

…ワタシ、心を持ててよかった

今、自分がどれだけ幸せかわかるんだもん…

 

かっこ悪い男の子になっちゃいやだよ

ワタシはいつも一緒にいて、いつだってあなたのこと見てるんだからね

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イヴはタロウの中に帰った

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海での告白の時にはイヴから差し出された手

今度はリリスがタロウを支えるために差し出された

涙を流すタロウをしっかりと抱きかかえる

 

…ねえ、また あれ、言って

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11年前のお願い

夢うつつではなく果たされる

照れだったLikeはLoveになった

キラキラが立ち昇った

 

時は流れ

桜が舞う時期は過ぎ

新緑の季節になった

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進級して2-4になっている

タロウは顔が少し縦に成長した

津奈木と薬院さんの交際は続いている

 

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あいかわらずこれだけで誰だかわかる

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タロウの方が江火野より少し背が高くなった

江火野とリリスは試験前に勉強会をしている

門司くんと千綿さんの交際も続いている

別府さんは1人でスマホを見ながら歩いてる

左端に見切れてるのは黒川くん?

だとすると背を向けて反対方向へ向かってるような

でも扉絵では2人は並んでいました

人吉くんのエビノZは今も健在

 

都城と希空は同じクラスになった

真里南と岳さんはもうすぐ結婚

その時の余興は17巻おまけで垣間見ることができます

 

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みさをの指宿くんへの想いは結構マジだった

ハラン先輩の初恋ゾンビの兆しはいまだに兆しのまま、初恋ゾンビになる前にモヤモヤしている

指宿くんが女だとわかった時、なぞにおちこんだらしい

 

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失恋ゾンビを連れている香椎くんに積極的に干渉する

もう失恋ゾンビに影響された省エネタロウではないから

かっこ悪い男の子にならないとイヴと約束したから

 

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朱々子は高等部に上がっている

タイの色は赤のはず

モノクロでわからないけど

(17巻表紙のリリスのタイは赤色)

 

ここは潔白女学園のキャンパス?

近くの公園?

キャンパスじゃないところで朱々子とすれ違うでしょうか

でもキャンパスだったらタロウは入れるのでしょうか

 

おかっぱボブぐらいに髪が伸びたリリスがタロウを待っていた

イヴも着ていた潔白女学園の制服で

あのあと転校したようです

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愛おしいものを見つめるようなタロウ

タロウにはイヴとリリスは重なって見えるのかもしれません

 

リリスはまだ"ボク"が抜けない

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エンジェルたちも元気です

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リリスのこの歩き方

どれだけ浮かれているのか

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生徒とすれ違うようなところでいいのでしょうか

潔白女学園は表向き男女交際禁止です

(5巻第44話参照)

ずっとイヴと手をつなぎたかったタロウ

今はいつでも"本当のイヴ"と手をつなぐことができる

 

樹の上に腰掛けて笑顔で2人を見守るイヴ

イヴはいつも一緒にいて、いつだってタロウのことを見ている

 

 

『どこにでもある小さな恋の始まり』

空想の恋人は心の中へと帰りました

目の前にいるのは、そのイメージの元となった初恋の人

少年の姿をしていた彼女は、今はもう周りにいる女の子たちと変わらない

 

前作ヒメゴトのラストが思い出されます

中性的でいられた限りある時間はいつしか終わりになって、元の女の子に戻る時が来る

普通の女の子に戻ったら、特別だったあの姿はもう探せない

『もう、どれかわかんねーや』

どこにでもある小さな恋の始まり