深読み!初恋ゾンビ

初恋ゾンビのキーとなりうる場面をひたすらピックアップします。初恋ゾンビは週刊少年サンデー連載の峰浪りょう先生によるラブコメです。毎回1つは新しい発見をお届けできればと思ってます。

12巻第108話 みえみえのココロ

ストリートビューあり■

一緒に行こう?

とタロウは手をにぎられた

 

江火野…

なんだか別人みたい…

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そう思ったときに見えた眠っているイヴの姿

思わず「イヴ…」とつぶやく

 

(な…何してるんだ…?イヴ?)

 

たろうは状況が整理できていない

 

…いないじゃない、ここには

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江火野は"イヴ"を指宿くんのことだと思っている

なぜここにいない彼女の名を呼ぶのか

11巻第100話の美術室の前でも

 

怖い甲冑にびびって叫びながら逃げてきた龍と天草に話は中断された

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イヴは気がついた

タロウはホ‥とした

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タロウが"イヴ"とつぶやいた疑惑は晴れていない

 

タロウはトイレに行くと言って

屋敷の外に出てきた

イヴと散歩でもしようと思って

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イヴは眠っていたときのことを憶えていないみたいだ

 

イヴが眠っているところを初めて見たタロウは、江火野と演じたロミオとジュリエットをイヴが見ていなかった理由がわかった

恐らくあの時も、イヴは眠っていたんだ

 

あのプールの時も、

あの花火の日も、

林間学校も、

イヴはそうなっていたのかもしれない

 

プールのときはイヴの様子はわからない

花火のときはイヴはよく憶えてないと言った

林間学校では意識が朦朧としたイヴを指宿くんが見ていた

タロウは知らない

 

一つ一つ、強くくっきりと頭の中に刻み込まれている

幼なじみの江火野が、別人に見えた瞬間…

見てはいけないもののようで、目が離せない

 

オレは、

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嫉妬もしといて惹かれてもいる

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江火野の魅力アピールは、いきなり胸ぐら掴んでくるみたいに存在をぶつけてくるイメージ

 

"イヴの状態"という形で自分の本心を突きつけられる…

そんなものが見えなければ

もっと自分の心に鈍いままでいられるのに…

 

タロウは自分の心をはっきりと視覚化されたくはない

 

八女邸の庭、3巻第27話で木の上にドレス姿の指宿くんを見た場所

いままであれはイヴだと思っていた

 

フォーカスされる記憶

その中心は控えめな胸

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…あれ?

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キラキラに輝くイヴ

イヴが輝くのは指宿くんが女ではないかと期待したとき

あの日、木の上にいたのは指宿くんだった?

そしてイヴと比べるとつつましいが、確かにあったことを憶えている

 

江火野を想うと眠って、指宿くんに期待すると輝く…

いちいち可視化されて気づかされる

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イヴも自分がキラキラ輝いていることに気づいた

してない‼︎と否定するタロウ

 

みんなあんまり眠れなかった様子

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指宿くんも目にクマが

気になって気になってあんまり眠れなかった

 

タロウの誕生日は12月24日クリスマスイヴ

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クリスマスイヴの誕生日パーティーに誘おうと思って"イヴ"と言ったことにした

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楽しみな気持ちのほうが大きくて違和感は置いておかれた

 

江火野は赤点をギリギリまぬがれた

 

 

高座渋谷駅

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Google マップ

続くコマのコンビニSIXもこの位置から右を向いた所にあります