深読み!初恋ゾンビ

初恋ゾンビのキーとなりうる場面をひたすらピックアップします。初恋ゾンビは週刊少年サンデー連載の峰浪りょう先生によるラブコメです。毎回1つは新しい発見をお届けできればと思ってます。

10巻第96話 それぞれの色模様

朱々子は決意した

私は今から恋の軍師になる‼︎

 

少し上に行くと紅葉(もみじ)の丘がある

紅葉(こうよう)が一足早く始まってるのかもな

観に行ってみないか?

 

指宿くんの誘いを断る2人

朱々子は策を考えたい

タロウは休憩したい

(え?タロ兄さまは行ってよ!せっかく2人きりになれるんだから!)

朱々子がタロウに無理に勧めないのはおそらくお話の都合上

 

…じゃあ、2人で行くか

指宿くんとイヴの2人で観に行った

指宿くんの中でもイヴは1人2人と数える対象

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紅葉(こうよう)の景色にキラキラと喜ぶイヴ

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目を奪われる指宿くん

…イヴ、なんだかキレイになったような気がする…

そんなふうに思うのは、ますますイヴがボクから離れて、1人の女の子として存在を際立たせてきてるってことなのかな…

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モヤモヤイジイジと考える

 

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イヴが寝ている様子に

タロウがまた江火野さんのことを想ってると考えてしまう

タロウはうたた寝していただけ

…相変わらずそこはリンクしてるんだな

と納得する

 

イヴは指宿くんに話す

お休みの日のタロちゃんボーっとしてばっかりだからワタシもずーっとうとうとしてるんだー

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すぐには話さない

キモい!とか言って怒んない~~?

イヴもしくはタロウはキモイと思われそうと思ってる

 

あのね、この間公園で…

キスしたの

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ボクとはしなかったキスをイヴと…

そして、イヴとキスをしても、あの日のことを思い出してはくれなかったんだな…

 

朱々子は思った

あの日のことを思い出せば"済む"話なのかと

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タロウに確認する

「今、好きな人とかいませんよね?」

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好きな人は"人"ではない

4巻第30話で龍に聞かれたときと答えは変わらない

江火野のこともこの問いでは浮かばない

朱々子はホ‥とした

 

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戻ってきた指宿くんは浮かない顔をしている

さっきまでお弁当のことであんなに喜んでたのに

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タロウの言葉で焦る朱々子に気がついた

自分の気持ちで精一杯でそこまで気がまわらなかった

 

そのテンションの不注意で朱々子は崖から落ちそうになる

タロウの素早い行動で朱々子は助かったが代わりにタロウが落下した

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タロウと名前を叫ぶ

登山前は久留目と呼んでいた

 

 

単行本収録時にサブタイトルを「それぞれの色模様」に変えたようです

わざわざ変えるということは想いが込められているはず

その気遣いのおかげで毎週心臓に悪いラブコメはこちらです